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第182回日本ウイルス学会
理事会議事録


日時:2005年11月19日(土)16:30~17:50

場所:パシフィコ横浜 313、314号室

出席者:

明石 博臣・庵原 俊昭・今井 章介・上田 一郎・北村 唯一・佐多徹太郎・白木 公康・高久 洋・田口 文広・武田 直和・谷口 孝喜・堤 裕幸・鶴留 雅人・永井 美之(理事長)・中島 捷久・西山 幸廣・堀田 博・森内 浩幸・柳 雄介・山西 弘一・吉川 哲史・吉田 哲也・岩本 愛吉(監事)・野本 明男(監事・第53回学術集会会長)
以上24名

欠席者:

岡部 信彦・奥野 哲郎・神奈木 真理・倉根 一郎・清水 一史・森島 恒雄
以上6名

記録者:福田 博、上野 夏葉、佐々木博樹(事務局)



  1. 年次報告、会員数の現状(理事長)
    資料に基づき、年次報告、会員数の現状などについて理事長より報告された。
  2. 理事選挙結果報告(理事長、武田理事)
    2005年度理事選挙が行われ、2006-2009年の理事が決定した旨が報告された。3月11日に新理事会が開催される。
  3. 名誉会員について(理事長)
    持ち回り理事会の結果、石浜 明先生ならびに山内一也先生が名誉会員に選出されたことが報告された。11月21日の総会にて推戴式が行われる。
    また、今年度より名誉会員及び杉浦奨励賞の賞状を新しい形式とすることが報告された。
  4. 新評議員の承認について
    新評議員として、川本 尋義(岐阜県保健環境研究所)、黒田 和道(日本大学医学部免疫学・微生物学教室)、信澤 枝里(名古屋市立大学大学院医学研究科)の3名が推薦され、承認された。
  5. 第53回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(野本会長)
    野本会長より、第53回学術集会の準備状況について説明があった。
  6. 第54回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(西山次期会長)
    西山次期会長より第54回日本ウイルス学会学術集会の準備状況について報告された。2006年11月19日(日)~21日(火)名古屋国際会議場にて開催される。ウイルス学の経緯や全体を俯瞰でき、若い世代が学べる様にしたいとの報告がなされた。
  7. 第55回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(上田次々期会長)
    2007年10月21日(日)~23日(火)札幌コンベンションセンターにて開催予定である。
  8. 雑誌「ウイルス」の編集について(佐多理事)
    雑誌「ウイルス」第55巻第2号(12月号)は予定通り年内の発行を予定している旨が報告された。
  9. 日中ウイルス学会について(山西理事)
    2006年中国(上海)で日本ウイルス学会と共催のかたちで企画が進んでいる旨の報告がなされた。日本側の世話人は大阪大学 生田教授が担当される予定である。
  10. 第7回アジア太平洋医科ウイルス学会(APCMV)について(堀田理事)
    2006年11月13日~15日にインド(ニューデリー)で行われる予定であり、関係各位への告知が依頼された。
  11. 遺伝子組み換え」に関するアンケート結果とウイルス学会の対応について(高久理事)
    高久理事より標記アンケートの実施・取りまとめ結果が報告され、学会 ホームページへの大臣確認申請書作成に関する申請ひな形の掲載について説明された。
    そしてこの申請ひな形の掲載については引き続きホームページで掲載されることが報告された。また、総会において高久理事より組換え生物二種法令について学会会員へ説明することとなった。
    さらに、現在法令の改正が文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 生命論理・安全対策室により進められており、それへのパブリックコメントが求められているので、改正が必要と思われる件に関しては積極的に意見表明をしてほしいとの希望が述べられた。
  12. Microbiology and Immunology誌について(編集委員の交代など)(堀田理事)
    編集委員4名の交代があった旨及び、雑誌のオンライン化に伴う費用計120万円の負担の継続が確認された。
    M・I誌編集参加学会のうち、日本免疫学会が2005年12月末をもって辞退し、日本生体防御学会が2006年1月から参加する旨が報告された。
  13. 微研連(旧)について(野本監事)
    IUMS Congresses in 2011が札幌で行われることが正式に決まり、細菌学部門とは会期を別に行う方向であることが報告された。
    続いて、第20期日本学術会議の概要報告がなされ、学術会議が新体制となり7部制から3部制(第1部 人文科学部門、第2部 生命科学部門、第3部 理学・工学部門)に移行すること及び、連携会員の推薦が間もなく始まることが報告された。
  14. 杉浦賞選考委員会 半数改選について
    選考委員の半数改選が行われ、投票の結果、2006~2007委員として河岡義裕、喜田宏、西山幸廣、堀田博の4会員が選出された。
  15. 日本学会事務センターの破産について(理事長)
    学会事務センター破産の経過及び和解解決受け取り金額について報告された。(後掲資料参照)
  16. 「予防接種法施行令」および「予防接種実施規則」の一部改正に関する要望書について(理事長)
    標記の件について、ICD認定委員会委員長 庵原俊昭理事名で要望書の取りまとめと厚生労働省への提出が行われた旨が報告された。
  17. 日本ワクチン学会からの厚生労働大臣宛の提案「わが国における予防接種実施に関する 常設の諮問委員会を設立すること」に関する協力依頼について(理事長)
    標記の件について検討が行われ、日本ウイルス学会としては引き続き検討を重ね、標記要望書に関しては取り扱いを保留とすることが確認された。


次回理事会は、2006年3月11日(土)に開催される予定である。



資料

日本学会事務センター破産について

  1. 和解解決受け取り金額:235,970円(負債総額の5.9%)
  2. 学会事務センター破産経過表
    日付 学会事務センター破産関連事項
    11月27日 日本学会事務センター被害学会連絡協議会発足・第1回会合
    11月29日 第1回債権者集会・債権調査
    12月27日 事務センターの元理事らとの和解交渉委員会発足
    2005年1月11日 和解に対する回答書送付(配分方法:送金を受けていない学会だけに債権額に応じて配分)
    3月7日 第2回債権者集会
    3月19日 第2回被害学会連絡協議会
    4月27日 第3回債権者集会
    5月31日 和解交渉委員会より、和解確認書受理(解決受け取り金:235,970円)
    6月15日 第4回債権者集会→破産廃止決定(破産事件終了)
    6月30日 和解に伴う解決金の入金(235,970円)
    7月16日 第3回連絡協議会
    9月20日 日本ウイルス学会より連絡協議会へのカンパ(2,000円)振込
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