帯広畜産大学原虫病研究センターポスドク募集案内
1.身分:特任研究員
2.募集人員:1名
3.勤務地:北海道帯広市稲田町西2線13番地
帯広畜産大学原虫病研究センター 人獣共通感染症学研究分野(仮称)
4.採用の条件:
・採用日以降、毎年4月1日に契約更新をする。
・国立大学法人帯広畜産大学特任教員就業規則(平成25年4月1日実施予定)
に基づき年俸制,裁量労働時間制を適用予定。
・学内宿舎に入居可能。
5.採用予定時期:平成25年4月1日以降。
6.職務内容:
帯広畜産大学原虫病研究センターは、科学技術振興機構(JST)「テニュアトラック
普及・定着事業」の平成24年度実施機関として選定されました。これに伴い、平成
25年3月より特任准教授(テニュアトラック)である加藤健太郎が主宰する人獣
共通感染症学研究分野(仮称)を新設し、研究・教育活動をスタートします。
帯広畜産大学原虫病研究センターは、複数の原虫病関係の研究分野と研究者
が集結した国内最大規模の原虫病の研究センターで、ソフト面、ハード面とも原虫
感染症に特化した研究を制約なく行うことが可能です。畜産・獣医学分野だけで
なく、ヒトの感染症を含めた原虫病が研究対象となります。人獣共通感染症学
研究分野(仮称)では具体的には、マラリア原虫、トキソプラズマ原虫、クリプト
スポリジウム原虫を研究対象として、原虫ワクチン、抗原虫薬の開発をアウト
プットとしながら、宿主細胞侵入機構の解明、潜伏感染機構の解明、原虫酵素の
機能解析等について、分子生物学的手法やウイルス学的手法を駆使し、常に
ホスト(宿主)と病原体との相互作用の観点から解析を進めています。
今回、新設研究分野の立ち上げを担当教員・大学院生と協力して行い、上記の
研究課題に意欲的に取り組める、健康な方を募集します。原虫感染症の研究経験
は問いません。また、センター独自や他の特任研究員の枠もあり、将来も継続的
に原虫感染症の研究を行える可能性があります。研究室や居室は新しく、
スタイリッシュな環境で研究に打ち込むことができます。
参考文献:①Proc Natl Acad Sci U S A. 101:8721-8726. ②Proc Natl Acad Sci
U S A. 102:5552-5557.③J Biol Chem. 285:1716-1725. ④Eukaryot Cell.
9:667-670. ⑤PLoS One. 6:e22492. ⑥PLoS One. 7:e30169.
7.応募方法:
・ 履歴書(写真付、電子メールアドレス記載、フォーマット自由)
・ 研究業績一覧
・ 応募者の研究能力を評価しうる者2名の氏名と連絡先
8.応募期限:適任者が得られた時点で締め切ります。
9.応募書類送付先および問合せ先:
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線13番地
帯広畜産大学原虫病研究センター
事務室 成田 真琴
Tel : 0155-49-5642
FAX : 0155-49-5643
E-mail : protozoa@obihiro.ac.jp
応募書類は連絡先宛にメール添付でお送りください。
10.担当教員経歴(加藤健太郎)
京都市出身。獣医師。
2000年 東京大学農学部獣医学課程獣医学専修卒業
2003年 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学博士課程修了(短縮)
2003年 米国国立衛生研究所 (NIH) Visiting fellow
2005年 東京大学大学院農学生命科学研究科 助手/助教 2013年 帯広畜産
大学原虫病研究センター 特任准教授(テニュアトラック)
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