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第6回ウイルス学キャンプ in 湯河原のご案内

目的:ウイルスは自然の生態系の中で多様な進化を遂げてきました.
それぞれのウイルスが異なる宿主との
関わり合いの中で,増殖や病原性発現の機構が最適化されてきたからです.
このような多様性を持つウイルスは生物界の小宇宙とも言えるものであり,
研究の対象としてますます重要性が高まっています.
ヒトや動物,植物の様々なウイルス感染症を克服するための
研究はもちろんですが,ウイルスを研究や医療の道具として
用いる試みも進められています.
また,ウイルスと宿主の相互作用を探ることによって,
他の研究手法では見えなかった生命現象を浮き彫りにすることもできます.
このように,ウイルス学は今後一層幅広い展開を示すことが期待されており,
いろいろな側面からウイルスと取り組める学際的な視野を持つ
研究者が求められています.
そこで,ウイルス学とつながりのあるいろいろな分野の若手研究者が
お互い切磋琢磨する場として5年前から「ウイルス学キャンプ」を開始しました.
この「キャンプ」は,テントを張って焚き火を囲んでというものではなく,
プロ野球の「キャンプ」を想像してください.
単に招待講演を聞くだけでなく,お互いの研究成果の発表と議論を通じて
"鍛え合う"場でもあります.
完成した成果ばかりではなく進行途上のデータも持ち込んでもらい,
困難な実験の突破口や次のステップに向けた研究の進め方,
新たな研究のヒントなどを見つける場を提供することも目的としています.
例年,各参加者が自由にディスカッションできる和気藹々の
楽しい雰囲気で行っています.現在ウイルス学に携わっている人だけでなく,
これからウイルスを用いた実験を行うことを考えている人や,
自分の研究・興味とウイルス学の接点を見出したいという人など,
広く参加を呼び掛けたいと思います.

主催:ウイルス学キャンプ実行委員会
共催:日本ウイルス学会教育活性化ワーキンググループ
後援:日本ウイルス学会
時期:2009年6月29日(火)13時から30日(水)13時まで
場所:ウェルシティ湯河原(静岡県熱海市)http://www.kjp.or.jp/hp_26/
JR湯河原駅(東海道本線)下車,
バス2番乗場,奥湯河原行・不動滝行7分,
理想郷下車,徒歩1分
TEL:0465-63-3721
対象:若手研究者(学部学生,大学院生,ポスドク,若手常勤スタッフなど)
ウイルス学会員以外の参加も歓迎します.

内容:

1.招待講演

朝長啓造(大阪大学微生物研究所・准教授)
 「細胞核におけるボルナウイルスの持続感染-RNAウイルスの未知なる動態-」
樗木俊聡(東京医科歯科大学難治疾患研究所・教授)
 「インターフェロンによる粘膜免疫系・造血系制御」
小林 剛(京都大学ウイルス研究所・助教)
 「分節 2本鎖RNA ウイルスにおける遺伝子操作系の確立」


2.ポスター発表(一般参加者)と口頭発表(希望者)

一般参加者は全員ポスター発表を行っていただきます.
ポスター発表だけでなく,さらに自分の研究成果をアピールすることを希望する人には口頭発表の時間を設けます.まだ発表できるデータはないが,話を聴いて勉強したいというような方は自己紹介のポスターだけでも結構です.敷居が高いと考えずにぜひ参加してください.

定員:50名
費用:参加,宿泊費用(食事込み)として1万円を予定.

参加申し込み:以下の書式をコピーして電子メールで下記申し込み先まで御連絡ください.お問い合わせ,申し込み
共に電子メールのみに限らせていただきます.
締切:6月10日(水)
定員に達した場合は,早めに締め切らせていただく場合があります.

申し込み,問い合わせ先:
湯河原キャンプ事務局
(財)東京都医学研究機構・東京都臨床医学総合研究所
小池智
e.mail : ns-yugawara @ igakuken.or.jp
(注意! 実際のアドレスは@マークの両側にスペースはありません。
コピー・ペーストしてスペースをつめてから送信してください)

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第6回湯河原キャンプ参加申込書

氏名:(フリガナも同時に記入してください.)
所属:
職名:(学生,大学院生の場合は学年等)
所属住所:
電話番号:
ファックス:
電子メールアドレス:
現在の研究内容:(○○ウイルスの複製機構,××ウイルスベクターの開発など簡単に記述してください.)
口頭発表希望 する/しない
希望する場合は演題名と簡単な内容を記入してください.
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