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第198回日本ウイルス学会
 理事会議事録

日時:2013年11月9日(土)16:00~18:00

場所:神戸ポートピアホテル 南館「ルビー」

出席者:
奥野良信・小柳義夫・清水博之・高崎智彦・高田礼人・永田恭介・野本明男・
俣野哲朗・森島恒雄・森 康子・柳 雄介(理事長)・吉川哲史・倉根一郎(監事)・
堀田 博(第62回学術集会会長)・川口 寧(ウイルス学将来構想検討委員会委員長)

欠席者:
明石博臣・有川二郎・上田一郎・岡部信彦・河岡義裕・神奈木真理・喜田 宏・
木村 宏・五條堀 孝・小林迪弘・下遠野邦忠・鈴木哲朗・多屋馨子・遠矢幸伸・
松浦善治・水谷哲也・脇田隆字(監事)

 


開会に際し理事長より、会則上には規定されていないが、欠席理事に対し議決事項委任の可否について確認を行った旨が報告された。

1.年次報告、会員数の現状(事務局)
事務局より、年次報告および会員数の現状について報告された。

2.名誉会員について(理事長)
理事長より、本年は名誉会員の推挙が無い旨が報告され、今後も、我が国におけるウイルス学および本学会に貢献した会員の推挙を受付けていくことが説明された。

3. 新評議員の承認について(理事長)
新評議員として、押谷 仁会員(東北大・院)、小池 智会員(東京都医総研)、高瀬 明会員(創価大)、田中勇悦会員(琉球大)、長井 誠会員(東京農工大)、西村秀一会員(仙台医療センター)、増田道明会員(獨協医大)、山岡昇司会員(医科歯科大)の8名が推薦され、承認された。
また、理事長より、農学および理学分野の理事が少ないことから、被選挙権を持つ評議員の増加を図るため、当該分野の理事に適任と思われる評議員候補を積極的に推薦するよう依頼がなされた。

4. 第61回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(堀田会長)
堀田会長より、第61回学術集会の準備状況について報告された。テーマを「ウイルス いのち 未来」とし、多くの参加者が口頭発表を行えるよう一般口演を多く設置したこと、ポスター発表を2日に分けて実施し昨年同様「優秀ポスター賞」の表彰を行うこと、特別講演2題、海外演者による基調講演2題、シンポジウム4題、および登録演題の中から選定した演題により構成された「ミニシンポジウム」等が実施されることが説明された。

5. 第62回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(理事長、川口委員長)
川口ウイルス学将来構想検討委員長(兼第62回学術集会プログラム委員長)より、第62回学術集会の準備状況について報告がなされた。岩本愛吉会長のもとテーマを「研究・開発・制御」とし、2014年11月10日(月)~12日(水)を会期としてパシフィコ横浜で開催される予定であること、第63回学術集会からの口頭発表の英語化へ向けた準備段階として、プログラムの一部を英語による発表とすること等が説明された。

6. 第63回日本ウイルス学会学術集会について(理事長)
理事長より、前回理事会において柳 雄介理事長(九州大学大学院教授)が第63回学術集会会長として選出され、第61回学術集会期間中に開催される総会において推挙される予定であることが報告された。

7. 理事選挙結果について(俣野理事)
俣野理事より、2013年8月に開票の行われた理事選挙結果(任期:2014年1月~2017年12月)について報告がなされた。

8. 学会誌「ウイルス」の編集について(俣野理事)
俣野理事より、学会誌「ウイルス」第63巻2号(2013年12月号)の編集案について、総説3編、特集6編、トピックス1編、および「ウイルス学会関連研究集会紹介」等の記事を掲載する予定であることが報告された。

9. 利益相反委員会について(清水理事)
清水理事(利益相反委員長)より、利益相反に関する透明性の確保と適切な管理を目的として学会に利益相反委員会が設置されたこと、現在、利益相反管理規約(案)の策定に向けて準備を進めていること等の報告がなされた。

10.平成24年収支決算報告について(基金の運営を含む)(森理事)
森理事より平成24年収支決算について報告された。収入の部では、会費収入が予算を下回ったこと等が説明された。
支出の部では、全体として予算比で約77%に支出が抑えられていること等が報告された。また、特別会計の平成24年における収入・支出の内容が報告され、本決算案が確認された。

11.平成26年収支予算案について(森理事)
森理事より平成26年収支予算案について報告され、確認された。

12.ワクチン専門委員会について(森島理事)
森島理事より、ワクチン専門委員会の活動状況及び、乳幼児の予防接種におけるワクチンの同時接種、四種混合ワクチン、肺炎球菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチン、B型肝炎ワクチンの接種時期の変更について等、近年の動向について報告がなされた。

13.研究教育支援委員会について(理事長)
理事長より、2013年における本委員会の活動に関し、7月に「高校生のためのウイルス学体験講座 in Kanazawa」、8月に「高校生のためのウイルス学体験講座 in Tochigi」が開催されたことが報告され、ウイルス学および微生物学分野への若手誘致を目的としたアウトリーチ活動の重要性について説明がなされた。他地域において同様の試みを開催する場合、本委員会による支援が可能であることが理事長より説明された。

14.杉浦奨励賞選考委員会 半数改選について(理事長)
選考委員会の半数改選が投票により行われ、2014年~2015年の委員として、
川口 寧会員、朝長啓造会員、松浦善治理事、脇田隆字監事の4名が選出された。

15.Microbiology and Immunology誌について(事務局)
事務局より、2012年のMI誌における機関購読・ダウンロード数、出版状況、インパクトファクター、投稿・採択の状況等について報告された。

16.日本微生物学連盟について(理事長)
理事長より、本連盟主催のフォーラム2題について開催概要の説明がなされた。本学会および日本微生物生態学会が担当となり2014年2月1日に東大駒場キャンパスにおいて高校生から一般の社会人を対象としたフォーラム「微生物~知られざるミクロのエンジニア」を開催すること、また、日本細菌学会および日本感染症学会が主体となり「薬剤耐性」に関するフォーラムを開催する予定であることが報告された。

17.日本医学会定例評議員会について(理事長)
事務局より、オブザーバーとして出席した日本医学会基礎部会・社会部会合同会議の報告がなされ、日本医学会法人化にともなう現状及び論点が説明された。
日本医学会分科会としての本学会の法人格取得の必要性について質問があり、理事長より、法人格取得の必要性及びメリットとデメリット、また、関係学会の動向を把握し検討を続けて行くことが説明された。

18.その他
・評議員会、総会における報告事項について
評議員会および総会における議題および報告担当理事について確認がなされた。

次回理事会は、2014年3月に開催の予定である。

 

以上


 
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