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第195回日本ウイルス学会
 理事会議事録

日時:2012年3月17日(土)13:00~15:00

場所:国立感染症研究所 共用第一会議室

出席者:
有川二郎・岡部信彦・神奈木真理・喜田 宏・木村 宏・小柳義夫・清水博之・
下遠野邦忠・白子幸男・鈴木哲朗・高崎智彦・高田礼人・多屋馨子・遠矢幸伸・
永田恭介・野本明男・俣野哲朗・松浦善治・水谷哲也・森島恒雄・柳雄介(理事長)・
吉川哲史・倉根一郎(監事)・脇田隆字(監事)・生田和良(第61回学術集会会長)・
川口寧(ウイルス学将来構想検討委員会委員長)

欠席者:
明石博臣・上田一郎・奥野良信・河岡義裕・五條堀 孝・森 康子

 


1.2012-2013期理事会・業務分担について(理事長)
理事長より、2012-2013期における本学会の役員及び各種委員会委員について報告がなされ、確認された。

2.年次報告、会員数の現状(事務局)
事務局より、年次報告および会員数の現状について報告された。

3. 第60回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(生田会長)
生田会長より、第60回学術集会の準備状況について報告がなされた。
テーマを「ウイルス感染症研究 -国際連携・若手人材育成とともに-」とすること、特別講演を2~3演題予定していること、9テーマ前後のシンポジウムを企画していること、例年通り口演とポスター発表を行うこと、高校生及び一般市民を対象とした市民公開講座を開催する予定であること等が説明された。
また、昨今の経済情勢から、企業への寄付等の働きかけについて協力の依頼がなされた。

4. 第61回日本ウイルス学会学術集会について(理事長)
理事長より、第61回学術集会が堀田博会長のもと2013年11月10日(日)~12日(火)を会期として神戸国際会議場で開催される予定であることが説明された。

5. 第62回(2014年)日本ウイルス学会学術集会会長選出(理事長)
理事長より、歴代学術集会会長、近年の学術集会会長の専門分野及び開催地等について説明がなされ、第62回学術集会会長の選出について議論が行われた。
投票の結果、岩本愛吉教授(東大医科研)を第62回学術集会会長として理事会より推挙することが確認された。

6. 名誉会員の推挙、新評議員の承認など(理事長)
理事長より、現時点において、本年度の名誉会員の推挙が無いこと、引き続き、我が国におけるウイルス学の進歩と本学会の発展に貢献した会員の推挙を受付けることが説明された。
また、新評議員として、伊藤嘉規会員(名大・院・医)、沖津祥子会員(日大・医)、
加藤 篤会員(国立感染研)、駒瀬勝啓会員(国立感染研)、西條政幸会員(国立感染研)、竹田 誠会員(国立感染研)、長谷川秀樹会員(国立感染研)、堀本泰介会員(東大・院・農学生命科学)、松岡雅雄会員(京大ウイルス研)、水上浩明会員(自治医大・分子病態治療研究センター)、森川 茂会員(国立感染研)の11名が推薦され、承認された。

7. 杉浦奨励賞について(理事長、選考委員長)
永田理事(杉浦奨励賞選考委員長)より、選考委員会による選考の経緯が説明された。厳正な選考の結果、平成24年杉浦奨励賞受賞候補者として、有田峰太郎会員(国立感染研)、河本聡志会員(藤田保健衛生大)の2名が選出されたことが報告され、本理事会において承認された。

8. 雑誌「ウイルス」の編集について(俣野理事)
俣野理事(編集委員長)より、学会誌「ウイルス」62巻1号(2012年6月号)の編集内容(総説、特集等)について報告がなされた。
また、昨年の学術集会がIUMS2011・ICVとの合同開催であったことから、本号の特集の形態が例年と異なることが説明された。

9. 学会ホームページについて(小柳理事)
小柳理事より、学会ホームページに「ウイルス学キャンプin湯河原」及び「みちのくウイルス塾」のバナーを追加すること、ウイルス学キャンプについては参加者の写真、講義録等を掲載し、学会教育活動の広報を行うことが提案され、確認された。

10.ウイルス学将来構想検討委員会について(川口委員長)
川口委員長より、昨年開催された学術集会の評価について、IUMS2011・ICVとの合同開催のため学術集会の一部を評価の対象としたことが説明された上で、本委員会からの要望として、杉浦奨励賞受賞式及び受賞講演について、参加者がより多く見込まれる日程で開催することが提案された。
また、理事長より、学術集会の発表における言語を再度検討する提案がなされ、川口委員長より、IUMS2011・ICVにおいて英語のみによる発表が実施されたことを踏まえ、当委員会で再度検討することが説明された。

11.予防接種推進専門協議会について(森島理事、岡部理事)
森島理事、岡部理事より、予防接種推進専門協議会の活動について報告がなされ、予防接種の推進のための提言、要望及び組織の整備等に向けた活動が行われていることが説明された。

12.Microbiology and Immunology誌について(脇田理事)
脇田理事より、MI誌の編集状況が説明され、任期満了により2011年よりアソシエイトエディターの交代がなされたこと、本年のウイルス学の論文投稿数が若干ながら増加傾向にあること、引き続きインパクトファクターの向上に向けた取り組みを実施していくことが報告された。

13.日本医学会定例評議員会報告(理事長)
理事長より、日本医学会定例評議員会について、役員の改選により髙久史麿会長が再任されたこと、基礎分野の副会長として清水孝雄副会長が選出されたこと、2015年の医学会総会が井村裕夫会長のもと、京都で開催予定であることが報告された。
また、日本医学会が法人格の取得を目指すこと、このため加盟学術団体は経済的な負担等が必要となる見込みであることが説明された。

14.その他
・ウイルスの名称について(理事長)
理事長より、ウイルスの名称に対する本学会の方針について説明がなされ、議論の結果、国際機関及び国内の法律等で定められた名称を使用することが再確認された。
・第16回日本神経ウイルス研究会研究集会の補助について(理事長)
理事長より、日本神経ウイルス研究会より研究会の開催にあたり、補助の申請があったことが説明され、本学会より10万円の補助を行うことが確認された。
・入会手続きについて(理事長)
入会時の手続きについて議論が行われ、入会申込書の書式を一部変更し、推薦者欄の追加(本学会正会員氏名または指導教官氏名(学生の場合/指導教官は本学会会員に限らない。))することとした。所属機関の記載が無い場合は推薦者に入会申込者の確認を行うことも検討することが確認された。
・英語論文の校正サービスについて(理事長)
理事長より、ファーマバイオ株式会社による英語論文校正サービスについて説明がなされ、実際の校正作業は英国の会社が行うこと、学会として契約を結んだ場合、料金面において本学会の会員に対する優遇があること等が説明され、契約の可否について今後検討していくことが確認された。
・IUMS2011について(永田理事)
永田理事(IUMS2011札幌Virology Division国内プログラム部会委員長)より、IUMS2011のプログラム編成、資金面等への協力に対する御礼及び今回のICVの準備、運営における経験を次回の国内開催の際に是非活用すべきとの提言がなされた。

次回理事会は、2012年11月に開催される予定である。

 

以上



 
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