日時:2011年9月11日(日)10:00~12:00
場所:札幌コンベンションセンター Room J
出席者: 明石博臣、生田和良、上田一郎、奥野哲郎、甲斐知恵子、倉根一郎、塩田達雄、
清水博之、下遠野邦忠、高田礼人、永田恭介、俣野哲朗、宮村達男、森 康子、
森島恒雄、柳 雄介(理事長)、吉川哲史、川口寧(ウイルス学将来構想検討
委員会委員長)
欠席者: 奥野良信、河岡義裕(第59回学術集会会長)、神奈木真理、白木公康、鈴木哲朗、
滝口雅文、津田知幸、西山幸廣、堀田 博、野本明男(監事)、松浦善治(監事)、
森内浩幸、脇田隆字、渡辺雄一郎
1.年次報告、会員数の現状(理事長)
理事長より、年次報告及び、会員数の現状について説明がなされた。
2.名誉会員について(理事長)
理事長より、事前の持ち回り理事会で審議の行われた名誉会員の件について説明があり、第59回総会において倉田毅会員、山西弘一会員を推戴することが報告された。
3.新評議員の承認について(理事長)
新評議員として、岩田晃会員(財団法人日本生物科学研究所)、鈴木隆会員(静岡県立大学)、朝長啓造会員(京都大学ウイルス研究所)の3名が推薦され、承認された。
4.平成22年収支決算報告について(基金の運営を含む)(森理事)
森理事より平成22年の収支決算について報告がなされた。
収入の部では、賛助会費が予算を下回ったこと、前理事長、編集委員長からの経費残の返戻のため雑収入が予算を上回ったこと等が説明された。
支出の部では、予防接種推進専門協議会の加盟に伴い生じた協力金を特別事業費に計上していること等が報告された。
また、特別会計の平成22年における収入・支出の内容が報告され、本決算案が確認された。
5.平成24年収支予算案について(森理事)
森理事より平成24年の収支予算案について報告され、確認された。
6.第59回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(理事長)
理事長より、第59回日本ウイルス学会学術集会の準備状況が報告された。国際微生物学連合2011会議(IUMS2011)のVirology Divisionと合同で9月11日~16日に開催されること、本学会として学生会員の参加補助を行うこと等が説明された。
7.IUMS2011・ICVについて(永田理事)
永田理事よりIUMS2011・ICVの日程、プログラム概要及び、オープニングレクチャー、ノーベルレクチャー、各種行事等について説明がなされた。
また、震災後の厳しい状況の中、開催準備、プログラム編成、資金調達における関係各位の協力に対し、謝辞が述べられた。
8.第60回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(生田次期会長)
生田次期会長より、第60回学術集会が2012年11月13日(火)~15日(木)にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催される予定であること、テーマを「ウイルス感染症研究 -国際連携・若手人材育成とともに-」とし、プログラム委員長を塩田達雄教授、運営委員長を松浦善治教授が務めること等が報告された。
9.第61回日本ウイルス学会学術集会について(理事長)
理事長より、第193回理事会及び、持ち回り理事会において審議の結果、神戸大学大学院の堀田博教授が第61回学術集会会長に選出され、第59回総会において推戴することが説明された。
10.理事選挙結果について(倉根理事)
倉根理事(選挙管理委員長)より、2012年1月~2015年12月任期の理事選挙について報告がなされた。
今回の選挙より電子投票が導入されたこと、投票数は前回選挙と同水準であったこと、選挙管理委員による開票の結果、14名の新理事が選出されたことが報告された。
11.学会誌「ウイルス」の編集について
俣野理事(副編集委員長)より、学会誌「ウイルス」第61巻第2号(2011年12月号)の編集内容(総説、特集、トピックス等)について報告がなされた。
12.杉浦奨励賞選考委員会半数改選について(理事長)
杉浦奨励賞選考委員会委員の半数改選の投票が行われ、2012年~2013年の委員として、川口寧、高田礼人、松浦善治、森康子の4会員が選出された。
13.Microbiology and Immunology誌について(脇田理事)
脇田理事(MI誌Chief Editor)に代わり事務局よりMI誌に関する報告がなされた。
本年より編集委員が一部交代したこと、Chief Editorを引き続き脇田理事が務めること、MI誌のアーカイブが出版社のWiley-Blackwell社により進められ、事前の持ち回り審議の結果、日本細菌学会、日本生体防御学会と共にアーカイブ化に関わる費用を負担することが決定したこと等が説明された。
14.その他
・総会・評議員会における報告事項について(理事長)
評議員会及び総会における報告担当理事について確認がなされた。
・家畜伝染病予防法改正に伴う病原体所持規制について(理事長)
理事長より、農水省より通知された家畜伝染病予防法改正に伴う病原体所持規制案について報告された。
本件について、パブリックコメント及び説明会に関する情報を会員にニュースメールで配信したこと、持ち回り理事会で審議の上、学会としての意見を農水省に提出したことが説明された。
また、高田理事、倉根理事より病原体所持規制案の内容、状況について説明がなされた。
・ICV及びIUMSと日本ウイルス学会の関わりについて(永田理事)
永田理事より、第59回学術集会が同時開催されるICV及び、IUMSと日本ウイルス学会の関係性、ICVが国内で開催されることとなった経緯等が説明され、今後、理事会において議論の場を設けることが提案された。
次回理事会は、2012年3月に開催される予定である。
以上
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