サイトマップ  |  お問合せ  |  English

 

■学会について

学会について理事会議事録 > 第191回理事会議事録


第191回日本ウイルス学会
 理事会議事録

日時:2010年3月13日(土)13:00~15:00

場所:国立感染症研究所 共用第一会議室

出席者:
明石博臣・上田一郎・奥野良信・甲斐知恵子・倉根一郎・塩田達雄・清水博之・
白木公康・鈴木哲朗・高田礼人・滝口雅文・津田知幸・永田恭介・堀田 博・俣野哲朗・
森島恒雄・柳 雄介(理事長)・吉川哲史・脇田隆字・渡辺雄一郎・足立昭夫(第58回
学術集会会長)・野本明男(監事)・松浦善治(監事)・川口寧(ウイルス学将来構想検討
委員会委員長)

欠席者:
生田和良・奥野哲郎・神奈木真理・下遠野邦忠・西山幸廣・宮村達男・森 康子・
森内浩幸



1.2010-2011期理事会業務分担について(理事長)
2010年~2011年における理事会の業務分担、各委員会の構成について理事長より報告され、確認された。

2.年次報告、会員数の現状(理事長)
年次報告および、会員数の現状について理事長より説明がなされた。

3. 第58回日本ウイルス学会学術集会準備状況について(足立会長)
足立会長より、第58回日本ウイルス学会学術集会の準備状況について報告された。
会期は2010年11月7日(日)~9日(火)、会場は徳島県郷土文化会館であること、参加登録は4月上旬から開始され、演題登録は5月下旬から7月14日までとすることが説明された。
また、特別講演はDr. Dennis R. BurtonとDr. Frank Kirchhoffに依頼していること、12テーマのシンポジウムおよび、一般口演、ポスター発表を企画していることが説明された。

4.第59回日本ウイルス学会学術集会およびIUMS2011札幌について(理事長、永田理事)
永田理事より、2011年9月11日~16日に合同で開催されるIUMS2011札幌(日本微生物学連盟と日本学術会議の共同主催)の準備状況について報告がなされた。
河岡次期会長との調整により、日本ウイルス学会の総会、評議員会、理事会、杉浦奨励賞受賞講演、および国内の関連研究会等の会場の確保が進められていることが説明された。
また、初日にはICV(International Congress of Virology)のオープニングセレモニー、スペシャルレクチャー、ウェルカムパーティーが開催されること、14日にはノーベルレクチャーとして3名のノーベル賞受賞者が講演予定であることが報告された。
次に、ICVの国内委員会として、永田理事が国内プログラム委員長、運営委員長を務め、俣野理事が渉外・接遇、小池智会員が運営調整、岩本愛吉会員が財務・会計、上田理事が会場および市民公開講座の担当を務めることが報告された。

5.第60回(2012年)日本ウイルス学会学術集会会長選出(理事長)
第60回学術集会の会長候補について審議が行われ、推薦・投票の結果、生田和良理事(大阪大学微生物病研究所教授)が選出された。

6.名誉会員の推挙、新評議員の承認など(理事長)
理事長より、名誉会員に永井美之会員が推挙されたことが説明され、審議の結果、本年11月の総会において推戴することが確認された。
また、新評議員に明里宏文会員、勝二郁夫会員が推薦され、承認された。

7.杉浦奨励賞について(理事長、堀田理事)
堀田理事(選考委員長)より今年度杉浦奨励賞の選考過程が説明され、平成22年度受賞者として、谷英樹会員(「ウイルスベクターの開発とウイルスの感染機構解析への応用」)、松山州徳会員(「コロナウイルス細胞侵入機構の解明」)の2名が選出されたことが報告され、承認された。

8.雑誌「ウイルス」の編集について(堀田理事)
堀田理事(編集委員長)より、第60巻1号(2010年6月号)の編集案が説明され、総説5編、特集6編、平成21年杉浦奨励賞受賞論文等の掲載が予定されていることが報告された。

9.ウイルス学将来構想検討委員会について(理事長)
理事長より、本年よりウイルス学将来構想検討委員会の委員長に川口寧会員が就任し、委員会メンバーも交代したことが説明され、ウイルス学および本学会の発展のための提言の要請がなされた。

10.学術集会の評価システムについて(理事長)
理事長より、第188回理事会においてウイルス学将来構想検討委員会より提言された学術集会の評価システム導入に関する理事会審議の経緯が説明された。今後の運用方法について検討が行われた結果、本年より以下の通り実施することが確認された。
・毎年の学術集会終了後、12月(年内)を目途にウイルス学将来構想検討委員会が学術集会に関する要望書案を作成し、理事会に提出する。
・理事会において要望書案を検討の上、毎年3月頃に開催の理事会で最終的な要望書として当該年度の学術集会会長に提出する。(要望書は強制的な内容とはしない。)
・学術集会会長は要望書を確認の上、実現可能な事項については対応に努めることとする。
・事務局は各年度の要望事項を保存・蓄積し、会長に引き継ぐ。

11.ワクチン専門委員会(仮称)について(森島理事、俣野理事)
俣野理事より、予防接種について専門家の考えを厚生行政に反映させるシステムの確立を趣旨とした「予防接種推進専門委員会」が発足したことが説明された。
当専門委員会は、日本小児科学会、日本感染症学会、日本ワクチン学会、日本ウイルス学会等の関連学術団体からの代表により構成されており、本学会としての対応や提言を行うため、学会内に「ワクチン専門委員会」を設置することが提案され、承認された。
本委員会の委員長に森島理事、副委員長に俣野理事が就任し、今後、委員の選任を行うことが確認された。

12.学術集会の収支について(理事長)
理事長より、学術集会の準備・運営体制に関するこれまでの理事会の審議経過が説明された上で、事務局より学術集会の収支に関する提案がなされた。
審議の結果、学会本体と学術集会の収支は従来通り分離すること、学術集会終了後に万一、余剰金が生じた場合は学会補助金額の範囲内において学会本体に返却すること、不足金が生じた場合は学会予備費の範囲内において補助を行うこと、学術集会の準備・運営体制に関わる経費の予算化を行うことが確認された。

13.学会法人化の検討について(理事長)
理事長より、学会法人化の検討に関するこれまでの経緯が説明された。
本件に関し事務局より、学会法人化のメリットとデメリット、公益社団法人・一般社団法人・NPO法人の概要と現状、本学会としての選択肢等について説明がなされ、今後も情報を収集し検討していくことが確認された。

14.Microbiology and Immunology誌について(脇田理事)
脇田理事より、Microbiology and Immunology誌について報告がなされ、編集状況、投稿論文の採択率、および投稿数としてはVirologyがBacteriology、Immunologyに比べて少ないこと等が説明された。
また、学会ホームページにMicrobiology and Immunology誌のバナーを設置することが確認された。

15. 日本医学会定例評議員会報告(理事長)
理事長より、2月に開催された日本医学会定例評議員会について報告がなされ、会長、副会長、幹事が決定したこと、2011年4月に日本医学会総会が東京で開催され、本学会としてシンポジウムを企画していることが説明された。

次回理事会は、2010年11月に開催される予定である。

以上



 
▲ページTOPへ
Copyright(C)2020 The Japanese Society for Virology All Rights Reserved.