細菌学実習内容

A.細菌学実習における一般的事項

  1. 実習書:実習の約一週間前に実習書を用意するので、各自自分の学籍番号のついた実習書を受け取る。

  2. 実習講義:実習中は、原則として午後1時から1号館1F講堂にて実習についての説明を行う。実習書に記載されていないこと、変更点、実習結果の読み方等についても説明するので必ず出席されたい。その後、地下第2実習室にて実習する。

  3. 班:学年を約15班に分けて実習する。名簿順に7名程度で1班を形成する。
    班分けについては、実習室に掲示する。

  4. 出席表:実習室に班分けを示す名簿を掲示するが、同時に出欠表でもあるので、出席したら○をつける。

  5. 白衣:実習初日に各自白衣を受け取る。白衣には番号が付されているが、どの番号のものをとってもよい。但し、実習室の名簿に白衣の番号を記入すること。黒い字で番号が書かれた白衣はL、赤い字で書かれたものは少し小さい。実習が全て終了したの後、滅菌し洗濯に出すので、1人200円を細菌学科委員に支払う。実習中でも実習室外に出るときには、白衣を脱ぐこと。毎日の実習終了後はたたんで机の上においておく。

  6. 持ち物、オーバーコート等:菌液がこぼれたりする可能性もあるので、実習室にバッグ、コート等を置かない。実習室外に荷物等を置けるスペースを作るよう努力するので、そこを利用する。貴重品については必ず身につけておくこととし、個人個人で保管すること。

  7. 飲食、喫煙等:いうまでもなく実習室内では厳禁である。

  8. ゴミ:東大のゴミ問題は深刻で、厳格な分別を要求されている。各自くれぐれも注意し、協力してほしい。可燃物に関しては、各班の実習机に透明の袋を張り付けておくので、実習で出た可燃物は手ふきの紙タオル以外、全てここに入れる。 不燃物に関しては、プレパラート(ガラス)、チップ(プラスチック)、スポイト(プラスチック)各々専用容器を各班に用意する。スポイトの袋などその他の不燃物は実習室に4ヶ所ほどそのためのゴミ入れを用意する。実習に用いた使用済みの寒天平板は、毎日の終了時机の上に積み上げておく(当日培養する分は、各自各班でふらん器へ)。試験管等はラックに立てて机の上においておく。名簿に示すゴミ当番の班が、これらを回収してまわる。実習の最終日は、全員で清掃する。

  9. 菌液をこぼした時:消毒剤とスポンジを各班に用意してあるので、こぼれた菌液に消毒剤をかけスポンジで拭き取っておく。

  10. ガスバーナー:ガスバーナーの使用には特に注意する。実習室は通常使用されておらず、実習初日にはガスがつきにくいので要注意。顕微鏡を使用したりするため、班員が実験台から離れるときには消すように心がける。実習終了時には毎日、バーナーのネジ栓、コックと元栓の3点を止めること。 

  11. 手洗い:実習終了時には手洗いを励行し、紙タオルは流しの横の大きな段ボール箱に捨てる。消毒剤(ウェルパス)を備えておくが、これはアルコールを含んでいるので消毒剤をつけた手を火にかざしてはいけない;1992年度にやった学生がいたらしい!

  12. レポート:実習についてのレポートをA4用紙にまとめ、各人提出する。実習についての正直な感想も書いて下さい。提出日は実習中に相談して決める。

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